「結婚式を挙げたいけど、お金に余裕がない…」
「大切な家族のために、なるべく早く花嫁姿を見せてあげたい」
「フォトウェディングをしたいけど、情報がなさすぎて困っている」
こんな悩みを抱えていませんか?
そこで直面した問題は…とにかく情報がない!
結婚した友達の中でフォトウェディングをした人は一人もおらず、ネットにも実体験がほとんどなかったんです。
少ない情報を頼りに手探りでの準備はとても不安でした。
ウェディングプランナーを質問攻めにし、結婚情報誌を穴が開くほど読みあさり、SNSで結婚式の写真を検索し続け…自分なりに情報収集をしました。
結果、理想のフォトウェディングを叶えることに成功!
今回は、私がフォトウェディングをした体験をもとに、費用を抑えるコツや事前準備のポイントなどをお話しします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
フォトウェディングは新しい結婚式スタイル
フォトウェディングとは「写真だけの結婚式」のことです。
挙式や披露宴をしないカップルでも、婚礼衣装を着た写真を残せることが特徴として知られています。
元々はチャペルでの写真撮影のみでしたが、ここ最近はフォトウェディングの形式も様々になっているようです。
例えば、
- 一緒に挙式もできるもの
- 家族も参列OKなもの
- 撮影後に会食ができるもの
- 実家や母校などへ出張撮影してくれるもの
といったプランもあります。
結婚式場で有名なホテル椿山荘東京でも、フォトウェディングに特化したプランを打ち出していました。
ご時世の影響もあってか、だんだんとフォトウェディングの自由度が高まっている印象です。
フォトウェディングと前撮りはちがうもの?
フォトウェディングと似たものに「結婚式の前撮り・後撮り」がありますが、明確な違いがあります。2つの違いは「結婚式を挙げるかどうか」です。
結婚式の前撮り・後撮りは、結婚式を挙げるカップルが式とは別の日に婚礼写真を撮ることを指します。
結婚式当日にウェルカムスペースで飾る用の写真を撮ったり、式当日に着れなかったドレスや和装を着て後悔のないようにしたりするのが主な目的です。
一方でフォトウェディングは、結婚式をしないカップルが婚礼衣装を着て写真を撮ることを指します。
前撮りであれば和装か洋装どちらか1着のみが一般的ですが、フォトウェディングでは2着以上着られる方が半数以上です。
写真のカット数については、前撮りでは平均100〜200カット、フォトウェディングでは平均100〜150カットとほぼ同等のカット数となっています。
衣装の点数が多いぶん、前撮りの平均費用18万円に対し、フォトウェディングの平均費用は20万円とやや高めです。
前撮りの衣装1着の追加料金相場が5万円以上なので、2着以上着たいならフォトウェディングの方が良いでしょう。
みんながフォトウェディングを選ぶ理由
花嫁がフォトウェディングを選ぶ理由は
- ご時世の影響で結婚式をあきらめた
- 妊娠したので式ができなかった
- 両親との関係があまり良くない
などと人それぞれ。
私の知人のお姉様(50代)も
と息巻いて話していました。
フォトウェディングで実感した3つのメリット
実際にフォトウェディングをして私が感じたメリットを3つまとめてみました。
- 費用が安い
- 実施までが早い
- 人間関係のいざこざに悩まない
結婚式との比較もしつつ、それぞれ詳しくお話ししていきます。
1. 費用が安い
フォトウェディングは、結婚式よりもぐっと費用を抑えられます。
結婚式の平均費用303.8万円に対し、フォトウェディングの平均費用は約20万円とのこと。
10分の1以下の費用に収まるのは魅力的ですよね。
フォトウェディングの内容によっても、相場は少し異なります。
内容は大きく分けて2種類。写真スタジオで行う「スタジオ撮影」と、屋外で行う「ロケーション撮影」があります。
スタジオ撮影は平均費用18.3万円、ロケーション撮影は平均費用20.4万円です。
衣装によっても費用は変わり、和装よりもドレスやタキシードなど洋装の方が安くなります。
(参照:ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ)
しかし、私が実際に写真スタジオや結婚式場で見積もりをしてもらったところ、データ上の相場より高い!と衝撃を受けました。
たしかに20万円ほどのプランはありますが、カット数がたった2〜3枚だったり、選べる衣装がチープなものしかなかったり。結婚式の代わりとして充分とは言えない内容でした。
カット数を平均カット数と同等(100〜150カット)、ある程度は品質の良いドレスを選ぼうとすると、どこも50〜100万円ほどのお高めな見積もりになっていました。
結婚式に比べるとフォトウェディングは安い費用で実施できますが、予算を抑えすぎると簡素な内容になってしまいます。
しっかりフォトウェディングをしたい方は、平均費用よりも上がることを念頭に置いておくといいかもしれませんね。
2. 実施までが早い
フォトウェディングなら、結婚式に比べて早く実施できるのも魅力のひとつです。
準備期間は約半数が1ヶ月以内、約8割の人が3ヶ月以内で撮影しています。(参照:フォトウエディング動向調査2022(Photorait))
一方で結婚式は、平均準備期間が約8ヶ月。半数以上は半年〜1年ほど前から結婚式の準備を始めるそうです。(参照:ハナユメ結婚式準備ガイド調べ)
実際に私もフォトウェディングの準備期間は1ヶ月ほどでした。
写真データの納品までさらに1ヶ月ほどかかったので、合計2ヶ月で花嫁写真を手に入れられました。
準備期間が短すぎてダイエットが間に合わなかったことはやや心残りです(笑)
3. 人間関係のいざこざで悩まない
結婚式をするなら、人間関係で悩むことが多いのではないでしょうか?
友人をどこまで呼ぶか、仕事関係者は招くか、新郎と新婦で人数のバランスを取って…など考えることが増えますよね。
フォトウェディングなら、基本的に自分たち2人だけで行うのでとても気楽です。
他の人の都合を気にせず撮影日を平日にしたり、撮影場所を自由に決めたりと融通も利きます。
私がフォトウェディングを選んだ理由のひとつは、招待したい人が少なかったことがあります。
呼びたい友人が少なく、転職を重ねていて仕事関係のつながりが薄めで、父が早くに他界していることもあり、写真だけの結婚式をすることに決めました。
人間関係がわずらわしい方だけでなく、招待したい人が少なめな方にもフォトウェディングはおすすめです。
フォトウェディングのデメリットは「結婚した実感の薄さ」
フォトウェディングのみだと、結婚した実感が湧きづらいことがデメリットと言われています。
人生の節目のイベントにもかかわらず、写真撮影だけだと特別感が薄いからです。
周りの人からの祝福も結婚式に比べれば少なく、もの足りないと感じる方もいるかもしれません。
私の場合は、チャペルや結婚式場での撮影にしたので、結婚した実感はしっかりありました。
他にも、挙式とのセットや家族も参加できるプランにすれば、もの足りなさも軽減されるのではないかと思います。
フォトウェディング当日に初めて知った衝撃の事実3選
フォトウェディング当日に衝撃を受けたことは以下の3つです。
- ファーストミートの感動が薄い
- お色直しの時間がたっぷり
- ブーケの仕上がりがイメージと違う
それぞれについてお話ししていくので、当日の不安を和らげる参考にしていただけると嬉しいです。
1. ファーストミートの感動が薄い
初めて花嫁姿を新郎に見せる「ファーストミート」。
チャペルで後ろ向きで待つ新郎に、花嫁が近づいてご対面する感動の一瞬として知られていますよね。
でも実際は、ファーストミートで感動する要素がなかったです(笑)
花嫁が身支度するブライズルームと同じ部屋で新郎も準備したからだと思います。
着替えてすぐその場で初対面するのでは、まったく特別感がありませんでした。
新郎と一緒にファーストミートの感動を味わいたいなら、ウェディングプランナーや撮影担当者に事前に相談しておくと良いでしょう。
2. お色直しの時間がたっぷり
結婚式だと「お色直しは時間との勝負」だと言われます。
お色直しはだいたい20〜30分ほど。
限られた時間内で着替え、メイク直し、ヘアチェンジを行うのはスピード感を求められますし、ゲストを待たせないようにとのプレッシャーもありますよね。
一方でフォトウェディングだった私は、お色直しにたっぷり1時間かけられました。
軽食をとる時間もあり、ヘアメイクさんとお話ししながらゆったり過ごすことができました。
撮影スケジュールにもよりますが、フォトウェディングのお色直しは余裕を持ってできるのが嬉しいポイントです。
3. ブーケの仕上がりがイメージと違う
花嫁の必須アイテムのひとつ、ウェディングブーケ。
事前の打ち合わせの際にブーケの希望を相談するのですが、どんな仕上がりになるかは当日になって初めて分かります。
生花ブーケをお願いする場合は、季節により使えるお花の種類やサイズが変わってくるそうです。
フォトウェディングをする季節が夏や冬の場合は、希望するお花のシーズンから外れていることが多いので注意してください。
後から知ったのですが、参考の写真を提示していても、生花ではその通りに仕上がらないことの方が多いそう。
ブーケのデザインにこだわりたいなら、生花よりもドライフラワーやアーティフィシャルフラワーのブーケにして、事前に確認できるようにした方がいいかもしれません。
フォトウェディングの費用を抑える5つの裏技
結婚式に比べればかなり手頃なフォトウェディング。
しかし、可能ならできるだけ費用は抑えたいものですよね。
フォトウェディング費用を安くする5つの方法は、
- ブライダルサービスを使う
- スタジオ撮影のみにする
- 和装よりも洋装を選ぶ
- オフシーズンを狙う
- 持ち込みアイテムで節約する
それぞれの節約方法についてご紹介していきます。
1. ブライダルサービスを使う
フォトウェディングをお願いするスタジオ・結婚式場を探すときは、ブライダルサービスを使うとお得になります。
割引や特別価格のプランが適用されたり、キャッシュバックが受けられたりすることが多いです。
フォトウェディングの割引プランも扱っているブライダルサービスは
などがあります。
私はゼクシィ相談カウンター経由でフォトウェディングを依頼し、見積もりでは100万円だったプランが最終的に50万円と、なんと半額も割引されました!
相談は無料なので、ぜひ気軽に相談しに行ってみてくださいね。
2. スタジオ撮影のみにする
スタジオでの撮影のみにすることで、ぐっと費用を抑えられます。
先ほどもお話ししましたが、ロケーション撮影よりもスタジオ撮影の方が安価だからです。
たしかにロケーション撮影の方が、いろいろな雰囲気の写真が撮れます。
しかし、スタジオ撮影でも背景セットや撮影小物が充実したスタジオを選べば、写真のバリエーションを豊かにできますよ。
天候に左右されないことも、スタジオ撮影の魅力のひとつです。
3. 和装よりも洋装を選ぶ
フォトウェディングの費用はどんな衣装を選ぶかによっても変わります。
白無垢や色打掛などの和装は、洋装よりも高額です。
ウェディングドレスやカラードレスを選んだ方が、かかる費用を抑えることができます。
ドレスもブランドなどによっては値段が上がるので、お財布と相談しつつ決めていくと良いでしょう。
私はどうしても和装と洋装の両方着たかったので、コストがかさんでしまいました。
とはいえ、満足のいくフォトウェディングにできたのは、希望の2着とも着られたことが大きかったと感じています。
妥協したくないポイントであれば、手出しを少し増やしてでも望みを叶えるのが良いかもしれませんね。
4. オフシーズンを狙う
オフシーズンの結婚式は、費用が大幅に下がることがよく知られています。
実は、フォトウェディングにもオフシーズンがあります。
結婚式のオフシーズンとほぼ同様で、夏や冬がオフシーズンに当たります。
具体的には、梅雨の時期〜8月、12月下旬〜2月ごろがオフシーズンです。
逆に、桜が咲く4月上旬や紅葉する11月ごろはハイシーズンなので、費用が上がることに注意してください。
平日の撮影にすれば、土日祝日よりも1〜3万円ほど安くなることが多いです。
一方で、結婚式とは異なり大安や仏滅などの六曜によって費用は変わりません。
お日柄を気にする方は、大安の日を選んでみても良いでしょう。
5. 持ち込みアイテムで節約する
フォトウェディングに必要な小物類は、スタジオ・結婚式場などでレンタルできますが高くついてしまいます。
自分で用意して持ち込むと、費用をぐっと抑えることが可能です。
ティアラやイヤリングなどのアクセサリー類、ブライダインナー、撮影用の小物などは自分でも探せるものなので、持ち込みで節約してみてはいかがでしょうか。
実はウェディングドレスも、レンタルするよりオーダーメイドの方がお手頃なことがあります。
安価なものでは、1万円台からオーダーできるドレスもあるんです。
できあがるまで時間はかかりますが、余裕のある方はオーダードレスも候補に入れてみてくださいね。
ドレスの場合は持ち込み料がかかるところもあるので、事前に確認しておくと安心です。
【まとめ】フォトウェディング費用節約のため最初にすべきこと
今回は、フォトウェディングをして初めて知ったことを実体験ベースでお話ししました。
「結婚式の代わりに…」と思っていたのですが、むしろフォトウェディングの方が良かった!
結婚という人生の節目に、期待以上の体験ができて本当に大正解でした。
これからフォトウェディングをしようとしている方は、ネットやSNSで情報収集しているところではないでしょうか?
私の経験から言わせてもらえば、まず最初にブライダルサービスで相談してみるのがおすすめです。
正直、情報を集めるだけでは何も進まなかったから…!
相談は無料だし、割引もあるので行ってみて損はしません。
まずは、お近くにゼクシィ相談カウンターがあるかチェックしてみてくださいね。
フォトウェディングで素敵な思い出を作りましょう!