「30代になってシミが増えた気がする」
「紫外線による肌のくすみや乾燥が気になる」
「自分にぴったりの日焼け止めを見つけたい」
年齢を重ねるたびに感じる肌の変化には「紫外線」が大きく影響しています。特に30代は肌悩みが増える年齢だからこそ、自分の肌質やシーンに合わせて日焼け止めを選ぶことが大切です。
今回の記事では、顔用日焼け止めの選び方について以下の内容を解説します。
- 肌悩みにおける日焼け止めの役割
- 顔用日焼け止めを選ぶポイント
- ドラッグストア&デパコスのおすすめ日焼け止め
- 日焼け止め使用時の重要ルール
30代の肌悩みに寄り添う日焼け止めを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
30代の肌悩みと日焼け止めの重要性

30代になると、20代の頃は気にならなかった肌悩みが一気に表面化し始めます。年齢を重ね、以下のような肌悩みを感じている方は多いのではないでしょうか。
- シミ・くすみ
- 毛穴の開き
- 肌のハリや弾力の低下
- 乾燥による小ジワ
30代になって増える肌悩みの大きな原因は、紫外線によるダメージです。実は、肌の老化の約80%は紫外線による「光老化」が原因と言われています。
紫外線のうち、UVAは肌の真皮層に届き、コラーゲンやエラスチンを破壊します。その結果、シワやたるみなどの肌悩みが引き起こされるのです。また、UVBは表皮層のメラノサイトを活性化し、ダメージが蓄積するとシミの原因となります。
(出典:KOSE|紫外線の基礎知識)
30代の肌を正しくケアするためには、単に「焼けない」だけの日焼け止めでは不十分です。紫外線をしっかりカットしながらも、乾燥や肌への刺激を防ぎ、スキンケア効果が期待できる「エイジングケア対応」の日焼け止めが求められています。
参照:Skin Photoaging and the Role of Antioxidants in Its Prevention (R. Pandel et al. 2013, National Institutes of Health)
30代が顔用日焼け止めを選ぶ4つのポイント

30代は「揺らぎ世代」と言われており、肌が敏感になりやすいことに加え、エイジングサインが進行する年齢です。揺らぎやすい肌を適切にケアするために、自分に合った日焼け止めを選びましょう。
ここでは、30代が顔用の日焼け止めを選ぶ際に注目すべきポイントを4つ紹介します。
1. 成分:肌悩みに応じた“攻めと守り”の処方をチェック
日焼け止めを選ぶ際は、含まれている成分に着目しましょう。30代の日焼け止めは、紫外線を防ぐだけでなく、エイジングケアを意識した処方であることが大切です。
以下の表では、肌悩みに応じたおすすめの成分・処方をまとめています。
肌悩み | おすすめの成分・処方 |
シミ・くすみ | 抗酸化成分(ビタミンC誘導体、ナイアシンアミドなど) |
乾燥 | 保湿成分(ヒアルロン酸、セラミドなど) |
敏感肌 | ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用) |
2025年に発売された日焼け止めには、各メーカーの代表的な美容成分を含むアイテムが多く登場しています。スキンケアの一部のように使えるため、より肌悩みに寄り添った日焼け止めを選べることが魅力です。
2. 使用するシーン:SPF・PA・UV耐水性をチェック
日焼け止めは、使用するシーンに合わせて適切なスペックのアイテムを選ぶのがおすすめです。TPOに合わせてスペックの異なる日焼け止めを使い分けることにより、肌への過剰な負担を抑えられます。
2-1. SPF・PAの意味
日焼け止めを選ぶ際は「SPF」や「PA」に着目しましょう。SPF・PAは紫外線を防ぐ強さを示す指標であり、以下のような特徴があります。
特徴 | |
SPF | 肌表面に炎症やシミを起こす紫外線(UVB)を防ぐ効果を表す指標。 数値が高いほど効果は長時間続く。 |
PA | 肌の奥に届き、シワやたるみの原因となる紫外線(UVA)を防ぐ効果を表す指標。 +が多いほど効果が高い。 |
例えば、SPF30の日焼け止めは、UVBを10時間ほど防げるスペックです。また、PA++++が最高値であり、UVAにより一時的に肌が黒くなること(即時黒化)を防ぐ高い効果が期待できます。
2-2. UV耐水性
「UV耐水性」とは、2022年12月から新たに導入された日焼け止めの指標です。水に濡れた際に、紫外線カット効果がどのくらい持続するかを「★」の個数により表しています。
表示方法は「UV耐水性★」または「UV耐水性★★」の2段階です。★は40分、★★は80分の耐水テストをクリアしたことを意味します。ただし、汗に対する紫外線カット効果の持続については含まれません。
2-3. シーン別の使い分け方法
日焼け止めによる肌への負担を抑えるためには、シーンに合わせて使い分けることをおすすめします。普段使いには「SPF30・PA+++」程度の日焼け止めで十分です。
レジャーや長時間の外出の際は「SPF50+・PA++++」の高機能タイプを選ぶとよいでしょう。海水浴やガーデニングなどの水を浴びるシーンでは、UV耐水性の表示のある日焼け止めを選ぶと安心です。
3. 使用感:仕上がりやメイクとの相性をチェック
日焼け止めは毎日使うアイテムだからこそ、仕上がりやテクスチャーは重要です。特に顔用の日焼け止めは、メイクとの相性を重視しましょう。
白浮きやべたつきがなく、ファンデーションのノリやもちを損なわないことが理想です。色が付かず軽いテクスチャーの日焼け止めなら、メイクの邪魔になりません。
また、下地効果のある日焼け止めであれば、忙しい方や時間のない朝にぴったりです。中にはピンクやラベンダーなどの色付きで、カラーコントロール効果のあるアイテムがあるため、好みの仕上がりに合わせて選びましょう。
4. 肌ストレススコア:見える化された”快適さ”をチェック
「日焼け止めを実際に使ったときの快適さ」は、成分やSPF・PAなどの情報のみでは分かりにくいでしょう。そこで当サイトでは、日焼け止めの「肌ストレススコア」を独自に設定しました。
日焼け止めを以下の5項目で評価し、5点満点でスコア化しています。
- 乾燥感
- 白浮き
- 被膜感
- べたつき
- メイクとの相性
肌ストレススコアでは、数値が高いほど不快感や肌への負担が少ないアイテムと判断できます。「高SPFだけど重くて崩れやすい」や「軽いけれど乾燥しやすい」などのリアルな感覚を、数値で比較できることが特徴です。
肌ストレススコアを参考にして、自分の肌悩みや使用感の好みに合った日焼け止めを見つけましょう。
ドラッグストア・デパコスを比較|30代の肌に合う顔用日焼け止めはどっち?

顔用の日焼け止めを選ぶとき、ドラッグストアで買えるものかデパコスかで迷う30代の方は多いでしょう。ここでは、ドラッグストア(ドラコス)とデパコスの日焼け止めの特徴を解説します。それぞれの特徴や違いを理解し、自分に合った1本を見つけましょう。
1. ドラコスの特徴
ドラッグストアで買える日焼け止めの最大の魅力は、手軽さとコスパのよさです。プチプラながらも「実力派アイテム」が豊富にそろっています。
30代にとって特に嬉しいドラコス日焼け止めの特徴は、以下のとおりです。
- 価格が手頃で毎日たっぷり使っても惜しくない
- 肌にやさしいノンケミカル処方が多い
- リニューアル頻度が高く、トレンドが反映されやすい
また、近年ではトーンアップ効果や化粧下地を兼ねた多機能タイプが増えており、2025年にもさまざまな種類が発売されています。
2. デパコスの特徴
デパコスの日焼け止めは、スキンケア成分や仕上がりの美しさにこだわったアイテムが中心です。特に30代の肌には、エイジングケアやくすみ対策を意識した処方であることが魅力と言えます。
30代にとって特に嬉しいデパコス日焼け止めの特徴は、以下のとおりです。
- 保湿・美白・エイジングケアを同時に叶える処方
- 肌なじみがよく、化粧ノリ・もちが格段にアップ
- 最新の研究成果が反映されやすい
ラグジュアリーな日焼け止めは、使うたびに日常の満足感を高めてくれるでしょう。
3. 結論:普段使いはドラコス、特別な日はデパコスが最適解
30代の方は、TPOに合わせて顔用の日焼け止めを使い分けるのが賢い選択です。例えば、ちょっとしたお出かけや在宅勤務の日は、ドラッグストアの日焼け止めであれば気軽に使いやすいでしょう。長時間外出する日や紫外線の強い季節には、肌を守りつつ綺麗に見せるデパコスの日焼け止めをおすすめします。
日焼け止めに限らず、化粧品はその日の気分を左右する大切なアイテムです。価格や成分だけでなく「使っていて気分が上がるか」を考慮して日焼け止めを選びましょう。
【ドラッグストア編】コスパ重視の30代向け顔用日焼け止め6選

顔用日焼け止めのうち、30代の方におすすめの13品をドラッグストア編・デパコス編に分けて解説します。各アイテムの特徴や注目したいポイントを参考に、自分のライフスタイルや肌質に合った日焼け止めを見つけましょう。
30代は、紫外線が原因の肌悩みが増える年代です。だからこそ、日常的にUVケアができるように「高コスパ&高性能」な日焼け止めを選ぶのがおすすめです。ここでは、ドラッグストアで気軽に買える優秀アイテムを紹介します。
- 1,000〜3,000円前後の手ごろな価格帯
- 保湿・トーンアップなど+α機能あり
- テクスチャーや香りなど使用感がよいもの
肌に優しく軽いつけ心地のUVケアや、敏感肌の方におすすめなアイテムなどを厳選していますので、ぜひ日焼け止め選びの参考にしてください。
1. ビオレUV アクアリッチ エアリーホールドクリーム
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
1,078円 (※ライター調べ) |
70g | SPF50+/PA++++ | ★★☆☆☆ (※アルコールに敏感な方は注意) |
スフレ状のクリームのため垂れにくく、肌にぴたっと密着する日焼け止めです。外の環境に合わせて塗膜が変化する「呼吸感ベール」が特徴。蒸し暑い場所ではサラッとした感触であり、エアコンで乾燥した室内ではうるおい感が続きます。
また、保湿成分(*)が配合されており、メイク前に塗ってもモロモロになりづらいと感じました。軽やかなテクスチャーであり、朝から夕方まで快適に過ごせる日焼け止めです。
(*)ヒアルロン酸・ビタミンC誘導体
2. スキンアクア ヒアルロンセラムUV
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア | UV耐水性 |
1,320円 (※ライター調べ) |
70g | SPF50+/PA++++ | ★★★★☆ | ★★ |
プチプラでコスパがよく、うるおい重視派に人気の日焼け止めです。3種類のヒアルロン酸(*)が配合されており、しっとりとしてツヤ感のある肌に仕上がります。さらに、ロート製薬が開発した「光耐久カプセルNEO」が搭載され、幅広い波長のUVを長時間カットできます。
UV耐水性が高いのに使い心地は軽やかであり、せっけんオフが可能です。アルコールフリーなのにべたつかないため、日常的に使いやすいでしょう。
(*)ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸Na
3. ニベアUV ディープ プロテクト&ケア エッセンス
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア | UV耐水性 |
1,078円 (※ライター調べ) |
50g | SPF50+/PA++++ | ★★☆☆☆ (※香料・アルコール感がやや強め) |
★★ |
しっとりと保湿しながらも、高いUVカット力を誇る日焼け止めです。肌にぴったりと密着するエッセンスであり、化粧下地として使えばファンデーションのノリをアップさせてくれます。
また、美容成分(*)が豊富に配合されており、予防美容ケア(日やけによるシミ予防)が叶います。汗や水に強い「耐久型3次元UVフィルム」を採用しているため、アウトドアや強い日差しを浴びる日にもおすすめです。
(*)金銀花エキス、真珠タンパク抽出液、チューベロース多糖体、ヒアルロン酸、PG
4. アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
3,058円 | 60mL | SPF50+/PA++++ | ★★★☆☆ (※アルコールに敏感な方は注意) |
2層式のミルクタイプであり、サラッとした仕上がりの日焼け止めです。水や摩擦に強い処方のため、長時間の外出やスポーツの際にぴったり。汗・水・熱・空気中の水分に反応し、UVブロック膜が強くなる「オートブースター技術」が搭載されています。
また、化粧下地としても使用でき、表情の動きによる日焼け止めのヨレを自動で修復する効果があります。保湿成分(*)が豊富に配合されているため、紫外線から肌を守りながらうるおいをキープしてくれるでしょう。
(*)紫茶エキス、緑茶エキス、トルメンチラ根エキス、ウンシュウミカンエキス、グリセリン、PEG/PPG-14-7/ジメチルエーテル
5. ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
3,960円 | 30mL | SPF50+/PA++++ | ★★★★★ |
敏感肌用スキンケアブランドとして有名なラ ロッシュ ポゼから発売されている、低刺激処方の日焼け止めです。ロングUVAを含む幅広い波長の紫外線を防ぐ技術を搭載しており、高いUVカット効果が期待できます。
化粧下地としても優秀で、肌を自然にトーンアップして明るく見せてくれるでしょう。うっかり日焼けをして肌が敏感になったときでも使えるため、お守りとして持っておきたい1本です。
6. エリクシール デーケアレボリューション ブライトニング + ba
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
3,740円 | 35mL | SPF50+/PA++++ | ★★★★☆ |
「美白(*1)×エイジングケア(*2)×UVカット」が1本で叶う、大人女性のための多機能日焼け止めです。美白有効成分の「m-トラネキサム酸」や、エリクシールの独自の「ミトケアエッセンス」など、30代の肌に嬉しい成分が多数配合されています。
また、医薬部外品でありながら、みずみずしい使用感とツヤのある仕上がりが特徴です。乳液・化粧下地・日焼け止めが一体化しているため、忙しい朝でも時短でUVケアを取り入れやすいでしょう。
(*1)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと。
(*2)年齢に応じたうるおいによるお手入れのこと。
【デパコス編】美容成分・仕上がり重視の30代向け顔用日焼け止め7選

肌悩みが深まる30代だからこそ、日焼け止めを「スキンケアの一部」として使いたい方は多いでしょう。デパコスの日焼け止めには、独自の美容成分を配合した高機能なアイテムが豊富に揃っています。ここでは、30代に人気のデパコスの日焼け止めを紹介します。
- 美容成分のバランスが優秀
- メイクの仕上がりを格上げできるテクスチャー
- 使用感・香りにこだわったアイテム
UV対策と同時にエイジングケアもできる日焼け止めや、店舗・公式ECなどで購入できる商品を厳選していますので、ぜひ参考にしてください。
1. POLA ホワイトショット セラムUV
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
7,150円 | 45g | SPF50+/PA++++ | ★★☆☆☆ (※やや高機能ゆえ刺激を感じる方も) |
美白ケアとUV対策を同時に叶えたい、透明感重視の30代におすすめの日焼け止めです。ホワイトショットシリーズに共通の美容成分を配合しており、軽やかなテクスチャーのためスキンケア感覚で使えます。
化粧下地としても優秀であり、肌にしっかりと密着して自然にトーンアップが可能です。また、表情の動きによる塗膜の亀裂を防ぐ「伸縮性フィット膜技術」を搭載しており、隙間からの日焼けを予防できます。
2. FAS ザ ブラック デイ クリーム
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
6,600円 | 40g | SPF50+/PA++++ | ★★★☆☆ (※高機能処方のため、敏感肌の方はパッチテスト推奨) |
UV対策と同時に、本格的なスキンケア効果も求める30代におすすめの日焼け止めです。「黒豆ペプチド」「黒米発酵液」など独自の美容成分を贅沢に配合しており、攻めのエイジングケア(*)が叶います。
美容クリームのようにとろけるような質感であり、色は透明のためメイクの邪魔になりません。ふっくらとハリのある肌に仕上がり、うるおいやツヤ感を長時間キープできるUVケアです。
(*)年齢に応じた潤いを与えるケア。
3. SK-II ジェノプティクス CC プライマー
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
9,900円 | 30g | SPF50+/PA++++ | ★★★☆☆ (※香料あり、ピテラに敏感な方は注意) |
SK-IIを代表する美容成分「ピテラ™」が配合された「美白(*1)×ハリケア×UVカット」が同時に叶う多機能日焼け止めです。ナチュラルなカバー力のCCクリームであり、素肌感を活かしつつ肌を明るく見せられます(*2)。
伸びがよく軽やかなつけ心地であり、どんな肌タイプにも合うことが特徴です。3色ある色展開のうち、35万人以上の肌トーン分析をもとに開発されたロージーピンクは、日本人の肌をより美しく見せてくれるでしょう。
(*1)メラニンの生成を抑えてシミ、そばかすを防ぐ。
(*2)保湿による。
4. ルナソル グロウデイセラムUV
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
5,280円 | 30g | SPF50+/PA++++ | ★★★★☆ |
乾燥肌・インナードライ肌であり、保湿力を重視したい30代におすすめの日焼け止めです。独自開発の「水分チャージ膜」を採用しており、キメが整ったうるおい肌が叶います。
セラム状のテクスチャーでみずみずしく伸び、肌に自然なツヤを与えてくれるので、ナチュラルメイクとの相性は抜群です。また、ピンクのピグメント(顔料)が配合されており、まるで内側から発光するような透明感を演出できます。
5. ディオール スノー UVシールド トーンアップ 50+
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
7,480円 | 30mL | SPF50+/PA+++ | ★★★☆☆ |
白浮きせずにしっかりトーンアップし、透明感のある肌に仕上がる日焼け止めです。「ディオール スノー」シリーズと同様の「エーデルワイスエキス」が配合されています。
ローズカラーで自然な血色感を演出し、肌に品のあるツヤをプラスしてくれます。高級感のある肌に仕上げたい方や、黄ぐすみや毛穴をカバーしたい30代におすすめなUVケアです。
6. クレ・ド・ポー ボーテ クレームUV n
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
12,100円 | 50g | SPF50+/PA++++ | ★★☆☆☆ (※高機能処方のため、敏感肌の方はパッチテスト推奨) |
「塗るたびに肌の格が上がる」と話題の、ラグジュアリーブランド最高峰の日焼け止めです。紫外線やブルーライトなどはカットしつつ、肌によい光のみを選択して取り込む機能が搭載されています。
こっくりとした質感ながらのびがよく、肌をしっとりと包み込んでくれるでしょう。乾燥による小ジワを目立たなくする効果(*)が期待でき、上品なツヤ肌に整えてくれます。
(*)効能評価試験済み
7. エトヴォス 薬用 UVホワイトニングクリアセラム
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
4,400円 | 30g | SPF35/PA+++ | ★★★★★ |
敏感肌でも安心して使用できる、ノンケミカル処方の日焼け止めです。紫外線吸収剤・アルコール不使用であり、肌負担を抑えながらUV対策ができます。
美白有効成分の「トラネキサム酸」が配合されているほか、青い光をコントロールすることでくすみを抑え、透明感のある肌に仕上がります。軽やかな使い心地であり、日常的に使いやすいUVケアアイテムです。
顔用日焼け止めを使う際に30代が守るべき3大ルール

日焼け止めは「どのアイテムを選ぶか」だけでなく「どう使うか」が重要です。特に30代の方は、正しい使い方でしっかりと紫外線を防ぐことにより、将来的な肌の美しさにつながるでしょう。
ここでは、30代の方が日焼け止めを使う際に必ず守るべき3つのルールを紹介します。自分の日焼け止めの使い方を振り返り、毎日正しく塗るように心がけましょう。
1. 適切な量を塗る
日焼け止めを塗る際は、適切な使用量を守ることが大切です。一般的に、顔全体に使用する場合は、以下の量が推奨されています。
- クリームタイプ:パール粒2個分
- リキッドタイプ:1円玉2枚分
推奨されている使用量を下回ると、十分な紫外線カット効果を得られないため注意しましょう。
2. 定期的に塗り直す
日焼け止めは朝のメイク時に使うだけでなく、定期的に塗り直すことが重要です。高SPF・高PAの日焼け止めであっても、時間が経つと徐々に効果が下がります。
特に、汗・皮脂・摩擦で落ちやすいTゾーンや頬骨まわりは、日中に塗り直すのが理想的です。メイクの上から使えるタイプの日焼け止めを活用し、紫外線をカットし続けましょう。
3. 曇りの日や短時間の外出時でも塗る
30代の方のうち「曇りの日は塗らない」「数分の外出だから塗らない」など、油断することで日焼けしてしまう人は多いです。曇りの日であっても、紫外線は80%以上が地表に届きます。また、短時間の外出であっても、紫外線による肌へのダメージは蓄積されるのです。
30代の肌は、日々の積み重ねが大きな差を生みます。日焼け止めの正しい使い方を習慣化することこそが、未来の肌への最高の投資です。
よくある質問(FAQ)

ここでは、30代の方が顔用日焼け止めを使うにあたって、よくある質問と回答を紹介します。日焼け止めに関する疑問を解消し、適切なUVケアを行いましょう。
Q1. 顔用日焼け止めと化粧下地はどうやって使い分ける?
カバー力や色味補正効果を求めるなら、日焼け止めと下地は別々のアイテムを使用することをおすすめします。基本的な順番は「下地→日焼け止め→ファンデーション」です。日焼け止め自体に色味がついている場合は、下地よりも先に塗ることにより、肌が明るくなりすぎるのを防げます。
メイクを時短したい方や、1つのアイテムで済ませたい場合は、下地を兼ねたタイプの日焼け止めがおすすめです。下地を兼ねたタイプの日焼け止めであれば、紫外線ケアをしつつ肌のトーンアップが叶います。
Q2. 顔用日焼け止めを塗り直すタイミングは?
一般的に、日焼け止めの効果は2〜3時間で徐々に低下するとされています。特に顔に塗った日焼け止めは、汗・皮脂・マスク・手での摩擦などによって落ちやすく、こまめな塗り直しが必要です。
顔用の日焼け止めは、以下のようなタイミングでの塗り直すことをおすすめします。
- 朝のメイク後→通勤前に1回塗布(ベースメイクとして)
- 昼休憩や外出前に1回塗布(特に屋外に出る前)
- 夕方以降、買い物や帰宅前など日差しのある時間帯にもう1回塗布
そのほかに、メイクのよれや日差しが気になるタイミングでこまめに塗り直し、紫外線をカットするとよいでしょう。
Q3. メイクの上から日焼け止めを塗り直すには?
メイクの上から塗り直す際は、以下のようなタイプの日焼け止めがおすすめです。
- パウダータイプ
- スプレータイプ
- クッションタイプ
例えば「アネッサ パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー」を使えば、手を汚さずに片手で手軽に塗り直せます。
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア | UV耐水性 |
3,498円 | 3g | SPF50+/PA++++ | ★★☆☆☆ (※香料・タルク使用) |
★ |
「紫外線予報 ノンケミカルUVクリアミストM」は顔にも使えるスプレータイプの日焼け止めであり、UV対策に加えて肌の保湿が可能です。
価格(税込) | 内容量 | SPF/PA | 肌ストレススコア |
2,475円 | 30mL | SPF30/PA++ | ★★★★★ (※紫外線吸収剤・アルコールフリー) |
ファンデーションとして使えるクッションタイプの日焼け止めであれば、UV対策と同時にメイク直しができて便利でしょう。
まとめ|30代の顔用日焼け止めはTPOに合わせた使い分けが大切

30代は特に、複合的な肌悩みが現れやすくなる年齢とされています。多くの肌悩みは「紫外線ダメージ=光老化」に起因しているため、顔用日焼け止めを毎日使用し、UV対策を行うことが大切です。日焼け止めを選ぶ際は、肌悩みやライフスタイルを考慮し、目的に合ったアイテムを見つけましょう。
ドラッグストアにはプチプラな日焼け止めが多く、日常的に使いやすいことが魅力です。デパコスは高機能なアイテムが多く、仕上がりの美しさに加え、さまざまな肌悩みにアプローチしてくれるでしょう。
敏感肌の方や肌の揺らぎが気になる人は、ノンケミカルなど肌ストレスの少ない処方の日焼け止めを選ぶと安心です。未来の肌を守るひとつの方法として、自分にぴったりの日焼け止めを見つけてくださいね。